栗本英和(情報マネジメント)

プロセス思考による,イノベーション・システムの構築



システムとは

森は林からなり,その林は木からなるが,森は単に木が集まった以上の機能をもつように,個と個が相互作用を起こすことで,個々が単に集まった以上の性能や特性に注目する考え方です.システムが良い結果をもたらすばあいを相乗効果があるといい,その逆のばあいは相殺効果とよばれます.

プロセス思考とは

システムの性能や特性を,それが発現する機能という視点から鳥観したとき,どんな構成要素からなり,それらがどのような関係をもち,全体としてどう振る舞うのか,その仕組みを機能単位でモデリングし,イノベーション・システムを合目的に構築するためのアプローチの仕方です.
表現を変えれば,複雑で混沌としている対象を機能が発現する活動単位(アクティビティあるいはユニット・オペレーションともいう)の集合として捉え,エネルギー,費用,時間,品質,顧客満足,成熟度など価値評価しうる機能モデルを構築することを指します.

プロセス思考の特徴とは

イノベーション・システムとは

革新的な機能や性能の向上をもたらすシステムを意味します.一般に,「改善型」システムでは数%の向上が,「変革型」システムでは数十,数百%の向上が期待できますが,従来の手順,方法,慣例を一新させるため,それを促進させるための,人的,物的,情報的な環境基盤が必要になります.その触媒にあたる実装手段が情報通信技術(Information and Related Technology)です.プロセスシステム学は機能結合や価値連鎖という視点から,合目的にイノベーション・システムを構築するためのモデリング,解析,設計,運用,保全の方法論です.


【研究目標】 人間的要素が関与するイノベーション・システムの解析,設計,評価

【教育目標】 教育・研究を通したコンセプチュアル・スキルの陶冶

【担当科目】


Systems Architecture and Management based on Process Thinking
Process Innovation Lab.

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Last modified: Apr. 16th 2003